お知らせ2010年12月07日 13時39分

 長らくのお休みをいただきまして申し訳ありませんでした。

 この間…10月20日に…いくつかのエントリでも触れました黒ラブのコビが身罷りまして、しばしの放心状態になっておりました。

 このブログを始めたときにはすでに寝たきりではあったのですが、床ずれをつくりながらも一年間はそれなりに生きておりました。
 コビの介護のことは中~大型の老犬を抱えていらっしゃる方には何かの参考になるかと思いますので、おいおいエントリをしてゆくつもりです。

 それにしてもコビ…犬の居ない生活というのは寂しいというか、つまりません。現代社会で犬を飼うというのは、重い責任と経済的負担を負わなければならず、それを考えると躊躇するところもあるのですが、人生全体として考えれば、やはり犬は自分に必要なパートナーであると思います。

 この先、以前にmixiに書いたものも含めてエントリを書いてゆくつもりです。mixiをご覧の方には重複する内容となりますが、ご容赦下さいますようお願いいたします。

 それでは、今後もまた「たのけのあむら」どうかよろしくお願い致します。

Olio Novello2010年12月07日 14時13分

 オリーブに収穫の時期があるのですから、オリーブ・オイルにも新ものの時期があります。それがこの季節。

 イタリア語で"新"は"novello"と言いますが、つまりは"new"であり"nouveau"と言うことです。



 ノン・フィルタードなので、エキス分が濁っています。美味しそうです。実際、いろいろな料理で食べてみましたが、美味しかった。

 ずっと以前にNHKで見たのですが…イタリア人の親父四人が貯金をはたいて共同でオリーブの農園を買い栽培は地元の農家に委託していて、収穫の時期になるとみんなで出かけて収穫、農園の片隅にある別荘でオリーブ油を絞るんです。で、そのノヴェッロオイルをいろんなふうに食べながら、楽しく語り合い…どうせ女の話でしょう…ワインを飲む、親父ばかりでね。実に楽しそうでした。ああ、なんて豊かな暮らしなんだろうと羨ましくてため息が出ました。

 そんな真似はとてもかなわないものの、ワインの新酒も出ましたし、なにか質素でもおいしい料理をつくって、収穫の喜びを味わいたいものです。

「うぺぽ」の来迎カレー2010年12月09日 00時00分

 今年のはじめ、前々から時々撮影していた守口の遊歩道と坂道を再び撮影に行った時、たまたま見つけたカフェがここでした。

 ひどく寒かったので暖を取りにはいったらなにやら美味しそうなカレーがメニューにありましたので頼んでみましたら実際美味しかった。家から自転車で遠くないこともあって、行こう行こうと思っていたのですが、コビの介護やらでなかなかかなわずでした。

 先日、自転車のタイヤを新しくしたこともあって、その試しにとちょいと行ってみました。



 「うぺぽ」というのはスワヒリ語で「風」という意味だそうです。ご覧のとおり古い民家を少しリノベーションしたもので、寺田町の父の実家/伯父の家のように懐かしいものでした。

 カレーの名前は「来迎カレー」。ありがたい名前ですが、この地が「守口市来迎町」であることから名付けられたそうな。僕が好んで写した元禄文禄堤(10.12.20訂正)へ登る坂道も「来迎坂」と言うそう。

 カレーは脂や小麦粉など胸焼けのしそうなものは使われておらず、水も野菜の水分なんだそうです。辛さも基本マイルドにしてあって、テーブルの上に辛味のもとと言っても良さそうなミックススパイスが準備されています。これがまた美味しくて辛い、思い出しても汗が出ます。



 カレーも飲み物も美味しいし、店内はくつろげる…私のような年齢の者にとってはまさに子供時代そのもの…し、いい店です。それにしてもご亭主はお若いのになんでこんな時代を知っているのだ?と不思議に思いますね。

 昼時には待ちが出るほどとか聞きます。時間を外してこられればのんびり出来るのでは?


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