【私の好きな】関西本線河内堅上駅 ― 2013年03月30日 00時00分
関西本線河内堅上駅は大阪府と奈良県の府県境近くにあり、大和川の峡谷の狭隘区間に位置しています。
この区間は大阪近郊とは思えないような渓谷を行き、まるで中央線(西線)か飯田線かというような雰囲気だなぁと勝手に思っています。秘境駅ではないのですが、古い小さな駅舎は旧き善き国鉄の駅そのもので、懐かしい我が忍ヶ丘駅の旧駅舎を思い出させます。国鉄からJRになっていろいろ改善されたところは多いのですが、逆に悪くなったところも非常に多い、その最たるものが「貧乏臭くなった」というところです。忍ヶ丘駅もそうでしたが、プラットホームには桜の木が植えられ、春には大変美しい景色が見られたものですが、今のJRにはそれが全くありません。どうせ、落ち葉や花吹雪の後始末が大変だし虫も湧くというようないかにも貧民の考えそうな理屈によるものでしょう。
まだ新しい方だとは思いますが、こういう看板も少なくなりました。できれば青字に白抜きの表示にして貰いたいですねぇ昔風の。
JRをくさしてばかりですが、それでも受け継がれている良いところはあり、その一つが駅周辺案内です。時にはそれが名所案内でもあるのですが、忍ヶ丘駅の一つとなりの四条畷駅には、駅名票のとなりにちゃんと昔ながらの名所案内がぶら下げられています。
ここに書かれている「亀の瀬」とはなんじゃ?と調べてみましたら、これがなかなか重要な場所であるらしいのです。
Wiki「堅上」
訪ねた当日も、花や花と鉄道を撮影に来られた方が少なからず居られました。大方の皆さんは乗ってきた次の各停にまた乗って行かれますが、中には私のように一時間以上ものんびりと撮影しておられる方もいらっしゃいました。酔っぱらいの爺さんがホームの端ぎりぎりにしゃがんで撮影していて通過する快速がしきりとタイフォンを吹鳴させたりしていました、こういう安寧を脅かす輩は嫌なものです。
ちょっとした人模様も楽しみながらすごした一時でした。僕ならちょっとしたこの名物駅、汚いフェンスを取り払って昔ながらの枕木再利用の柵に取り替え、跨線橋は黒く塗り、駅名票は木造の古いものに取り替え、駅舎ももっとオリジナルに近く戻して、昔の姿に近くし、この時期だけでも花見客を呼びますけどねぇ。まぁでも「安全」だの「地元利用客の迷惑」だのいろいろ理屈をつけてやらないようにやらないようにするんでしょうなぁ。遊び心があれば面白いのになぁと思います。桜の木もかなりの老木になっていますから、そろそろ若木も植えるべきだと思います。
We are St.GIGA ― 2010年09月16日 00時00分
''I'm here''
''I'm glad you're there''
We are St. GIGA
BS-5ch PCM、St. GIGAを覚えていらっしゃる方はどのくらいいるでしょうか?
St. GIGAは衛星ラジオ放送です。画像はありません。今までとは全く違うコンセプトのもとに、プログラムが作られていました。
まず、タイム・テーブルというものが無く、そのかわりに潮の干満…タイド・テーブルまた太陽の位置に従ってスケジュールされていました。流される音楽もその潮位や太陽の位置にふさわしいものが選ばれ、時には高音質で録音された自然の音が流されることもありました。
無論CMは一切ありませんし、ナレーションも殆どありませんでした。なにもかもがゆったりと心地良くシームレスに、まさに「流れて」来るようなステーションでした。
その頃の僕はパソコン通信とメールによってあの大嫌いな電話から開放され、そしてこのSt. GIGAによって、喧しい地上波放送に別れを告げられると喜んだものです。
しかし、このコンセプトを理解し、受け入れられる人は少なかったのでしょう、ステーションの経営は最初から苦難の連続で、そして次第に変貌してゆき、最後にはまったく違う内容となってしまったのでした。
実質の命脈は三年足らずだったのではないかと思います。
St. GIGA、素晴らしい星は燃え尽き墜ちてしまいました。僕は大変がっかりしました。今でもがっかりし続けてています。
ネットの上にはこのSt. GIGAを惜しみ懐かしむ人が大勢います。いくつかの素晴らしいウェブサイトもありますので、ぜひ、検索してみてください。
さいごに。YouTubeにあの有名な冒頭のフレーズがアップされていました。 このフレーズは、カート・ヴォネガットのSF小説「タイタンの妖女」に登場する水星の地下に住む生物「ハーモニウム」が喋るたった二つの言葉からとっています。
「わたしはここにいます」
「あなたがそこにいてよかった」
なんとも素晴らしいではありませんか。ネットの海でふと孤独を感じたら、こんな言葉を発してみるのも良いかも知れません。きっと誰かが答えてくれるでしょう。
''I'm glad you're there''
We are St. GIGA
BS-5ch PCM、St. GIGAを覚えていらっしゃる方はどのくらいいるでしょうか?
St. GIGAは衛星ラジオ放送です。画像はありません。今までとは全く違うコンセプトのもとに、プログラムが作られていました。
まず、タイム・テーブルというものが無く、そのかわりに潮の干満…タイド・テーブルまた太陽の位置に従ってスケジュールされていました。流される音楽もその潮位や太陽の位置にふさわしいものが選ばれ、時には高音質で録音された自然の音が流されることもありました。
無論CMは一切ありませんし、ナレーションも殆どありませんでした。なにもかもがゆったりと心地良くシームレスに、まさに「流れて」来るようなステーションでした。
その頃の僕はパソコン通信とメールによってあの大嫌いな電話から開放され、そしてこのSt. GIGAによって、喧しい地上波放送に別れを告げられると喜んだものです。
しかし、このコンセプトを理解し、受け入れられる人は少なかったのでしょう、ステーションの経営は最初から苦難の連続で、そして次第に変貌してゆき、最後にはまったく違う内容となってしまったのでした。
実質の命脈は三年足らずだったのではないかと思います。
St. GIGA、素晴らしい星は燃え尽き墜ちてしまいました。僕は大変がっかりしました。今でもがっかりし続けてています。
ネットの上にはこのSt. GIGAを惜しみ懐かしむ人が大勢います。いくつかの素晴らしいウェブサイトもありますので、ぜひ、検索してみてください。
さいごに。YouTubeにあの有名な冒頭のフレーズがアップされていました。 このフレーズは、カート・ヴォネガットのSF小説「タイタンの妖女」に登場する水星の地下に住む生物「ハーモニウム」が喋るたった二つの言葉からとっています。
「わたしはここにいます」
「あなたがそこにいてよかった」
なんとも素晴らしいではありませんか。ネットの海でふと孤独を感じたら、こんな言葉を発してみるのも良いかも知れません。きっと誰かが答えてくれるでしょう。
私の好きな~辛なんばん(5)・なんばん味噌 ― 2010年09月10日 00時00分
今回の辛なんばん、最後は「なんばん味噌」にしてみました。
これが一番まともでおいしい料理になるんじゃないかと最初から予想していましたが、果たせるかな、やはりそういう感じになりました。
レシピはこれもまた簡単なものです。
材料
・味噌
・砂糖
・味醂
・辛なんばん
・青じそ
・白ごま
・ごま油
まずは細かく刻んだ辛なんばんをごま油で炒め、そこへ残りの材料をぶち込んで適当な硬さになるまで練りあげるだけです。
これがなかなか、辛味も適当でたいへんおいしいものになりました。焼きおにぎりなんかには絶妙の相性をみせます。
また冷奴なんかも美味しい、結構万能に食べられます。
我が家は家族が少ないので、保存食を作ってしまうと、何時までも食べられるような気がするほど長く食べられます。辛なんばんもこの一回で送られてきた分だけで、この夏の分は十分に堪能できそうです。
これが一番まともでおいしい料理になるんじゃないかと最初から予想していましたが、果たせるかな、やはりそういう感じになりました。
レシピはこれもまた簡単なものです。
材料
・味噌
・砂糖
・味醂
・辛なんばん
・青じそ
・白ごま
・ごま油
まずは細かく刻んだ辛なんばんをごま油で炒め、そこへ残りの材料をぶち込んで適当な硬さになるまで練りあげるだけです。
これがなかなか、辛味も適当でたいへんおいしいものになりました。焼きおにぎりなんかには絶妙の相性をみせます。
また冷奴なんかも美味しい、結構万能に食べられます。
我が家は家族が少ないので、保存食を作ってしまうと、何時までも食べられるような気がするほど長く食べられます。辛なんばんもこの一回で送られてきた分だけで、この夏の分は十分に堪能できそうです。
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