コビ15歳と1/2 ― 2010年07月17日 19時58分
コビは15歳と半年になりました。
何度ももう死んでしまうのではないか?とかいついつまで生きられるかどうか?なんて勝手に考えていましたがとんでもなかった。また、もうすぐ死ぬのではないかという思い込みが、褥瘡を招いてしまったと言うこともあり、勝手に死期を想定する愚かさ加減を強烈に自覚しました。
今もときどき、いつまで生きられるのかということが頭をよぎりますが、実際の行動は「まだまだ生きる」という前提で判断しています。
とにもかくにも、15歳と半年です。身体はすっかり衰えてしまいましたが、食欲は旺盛だし頭もしっかりしています。
今日はその半年のお祝いにかこつけて阪神の大井肉店で肉を買ってきました。コビにも少しだけちゃんと火を通して分けましたが、ものすごい勢いで食いつきました。
何度ももう死んでしまうのではないか?とかいついつまで生きられるかどうか?なんて勝手に考えていましたがとんでもなかった。また、もうすぐ死ぬのではないかという思い込みが、褥瘡を招いてしまったと言うこともあり、勝手に死期を想定する愚かさ加減を強烈に自覚しました。
今もときどき、いつまで生きられるのかということが頭をよぎりますが、実際の行動は「まだまだ生きる」という前提で判断しています。
とにもかくにも、15歳と半年です。身体はすっかり衰えてしまいましたが、食欲は旺盛だし頭もしっかりしています。
今日はその半年のお祝いにかこつけて阪神の大井肉店で肉を買ってきました。コビにも少しだけちゃんと火を通して分けましたが、ものすごい勢いで食いつきました。
犬の床ずれ(3) ― 2010年07月10日 00時00分
床ずれの治療(2010年6月16日)
反対側に床ずれを、それもとても厄介そうなものをミスから作ってしまったもので、ものすごく凹みましたが、それでもこの現状からなんとかしなければいけません。
反対側の新たな褥瘡は十分に洗浄し、周囲の毛をバリカンで刈ってできるだけ清潔を保てるようにし、一つめの褥瘡と同じようにフィルムを貼って、毎日清水で洗浄するようにしました。こちら側はダメージが酷くまた骨の突出部で圧力もかかりますから、コビがじたばた動くと血が少しにじんだりして、この先も非常にやっかいそうです。
寝具は取り替えることにしました。低反発マットレスを十分な厚みのある人間用のものを買い求めてそれに替えました。マットレスが直だと不潔になりやすいので、今までのようにペットシーツを敷き毎日取り替えることにしました。
これは最初の褥瘡の反対側、左側に出来た褥瘡で、出来てから約一週間の状況です。あまり芳しくありません。こちら側は骨の突出部に出来ていますので、体位交換をすれば必ず圧がかかりますかかります。タオルの円座などで除圧を試みているのですが、あまり効果を感じられません。
これを撮影したのはこの日、コビは低反発マットレスから「リング」の貞子よろしくずるずると前肢だけでもがいて、その下のカーペットに降りてしまいました。そこからまたもがいたようです。カーペットは摩擦が多いせいか、ちょうど左側の肩のあたりに軽い創傷が出来てしまいました。こちらはナーバスになっていますから「すわ褥瘡!」とまたしてもパニックになりかけましたが、こちらのほうは単なる創傷でした。それでも、少し滲出がありました。
これができた直後です。毛を刈ってあります。この傷はこの後、傷につかないバンドエイドを貼って様子を見ていましたが、かさぶたが出来た後にほどなくきれいに治りました。
<つづく>
反対側に床ずれを、それもとても厄介そうなものをミスから作ってしまったもので、ものすごく凹みましたが、それでもこの現状からなんとかしなければいけません。
反対側の新たな褥瘡は十分に洗浄し、周囲の毛をバリカンで刈ってできるだけ清潔を保てるようにし、一つめの褥瘡と同じようにフィルムを貼って、毎日清水で洗浄するようにしました。こちら側はダメージが酷くまた骨の突出部で圧力もかかりますから、コビがじたばた動くと血が少しにじんだりして、この先も非常にやっかいそうです。
寝具は取り替えることにしました。低反発マットレスを十分な厚みのある人間用のものを買い求めてそれに替えました。マットレスが直だと不潔になりやすいので、今までのようにペットシーツを敷き毎日取り替えることにしました。
これは最初の褥瘡の反対側、左側に出来た褥瘡で、出来てから約一週間の状況です。あまり芳しくありません。こちら側は骨の突出部に出来ていますので、体位交換をすれば必ず圧がかかりますかかります。タオルの円座などで除圧を試みているのですが、あまり効果を感じられません。
これを撮影したのはこの日、コビは低反発マットレスから「リング」の貞子よろしくずるずると前肢だけでもがいて、その下のカーペットに降りてしまいました。そこからまたもがいたようです。カーペットは摩擦が多いせいか、ちょうど左側の肩のあたりに軽い創傷が出来てしまいました。こちらはナーバスになっていますから「すわ褥瘡!」とまたしてもパニックになりかけましたが、こちらのほうは単なる創傷でした。それでも、少し滲出がありました。
これができた直後です。毛を刈ってあります。この傷はこの後、傷につかないバンドエイドを貼って様子を見ていましたが、かさぶたが出来た後にほどなくきれいに治りました。
<つづく>
犬の床ずれ(2) ― 2010年07月08日 00時00分
床ずれの治療(2010年5月26日)
一つめの褥瘡
コビの場合、最初の褥瘡は、普通に横に寝た姿勢でもっとも腰骨の突き出ている部分ではなく別の部分に出来ました。これは左の体側を下にして丸まって、腰骨の上に頭を載せていた姿勢を長時間取っていたからだと思われます。ラブラドール・レトリーバは頭が大きくて重いですから、相当の圧力がかかっていたのだと思います。
これが最初に出来た褥瘡の位置です。矢印で示した骨の突出部とは大分場所が違います。丸まっていたのでこの位置に骨があたっていたのでしょう。
慌てて獣医さんのところへ行きました。褥瘡はかさぶたで覆われていましたが、獣医さんが剥がすとその下では穴が開いていました。
以下に写真を掲載しますが、気分が悪くなるようなグロ画像ですので、クリックしてご覧になる場合は自己責任でお願いします。
900×900pix四方の画像です。
<!グロ画像注意>
<クリックで拡大モザイク解除>
獣医師は信頼のおける方ですが、褥瘡に関しての経験はどうも浅い様で、これといった明確な指針が示されませんでした。
私の方では家族に介護職経験者が居り、また自分自身の創傷治療の経験からも、ウェットドレッシングによる自然治癒を目指すしか手はないのではないか?という結論を出し、ネットで調べたサイトを参考に、フィルムを貼り自然治癒を待つという方法を取りました。
<!グロ画像注意>
<クリックで拡大モザイク解除>
二度目の大失態
こうして、フィルムを貼って毎日傷を洗いながら治療をしていましたが、この褥瘡がショックでこればかりに気を取られるあまり、反対側にも褥瘡ができるという当たり前のことが頭からすっ飛んでいました。
あっと気づいたのは二日目です。慌てて反対側、左側の腰のあたりを触ってみますと、不気味なかさぶたが手にあたりました。
へなへなと足の力が抜けました。こんな当たり前のことに気がつかなかったなんて。褥瘡がこちら側にできるならあちら側にもできるのはあたりまえのことです。
低反発マットレスに寝かせていましたが、それから一日もたたないうちに、反対側にも穴が開いてしまいました。もうほとほと情けなくなってしまいました。
<つづく>
一つめの褥瘡
コビの場合、最初の褥瘡は、普通に横に寝た姿勢でもっとも腰骨の突き出ている部分ではなく別の部分に出来ました。これは左の体側を下にして丸まって、腰骨の上に頭を載せていた姿勢を長時間取っていたからだと思われます。ラブラドール・レトリーバは頭が大きくて重いですから、相当の圧力がかかっていたのだと思います。
これが最初に出来た褥瘡の位置です。矢印で示した骨の突出部とは大分場所が違います。丸まっていたのでこの位置に骨があたっていたのでしょう。
慌てて獣医さんのところへ行きました。褥瘡はかさぶたで覆われていましたが、獣医さんが剥がすとその下では穴が開いていました。
以下に写真を掲載しますが、気分が悪くなるようなグロ画像ですので、クリックしてご覧になる場合は自己責任でお願いします。
900×900pix四方の画像です。
<!グロ画像注意>
<クリックで拡大モザイク解除>
獣医師は信頼のおける方ですが、褥瘡に関しての経験はどうも浅い様で、これといった明確な指針が示されませんでした。
私の方では家族に介護職経験者が居り、また自分自身の創傷治療の経験からも、ウェットドレッシングによる自然治癒を目指すしか手はないのではないか?という結論を出し、ネットで調べたサイトを参考に、フィルムを貼り自然治癒を待つという方法を取りました。
<!グロ画像注意>
<クリックで拡大モザイク解除>
二度目の大失態
こうして、フィルムを貼って毎日傷を洗いながら治療をしていましたが、この褥瘡がショックでこればかりに気を取られるあまり、反対側にも褥瘡ができるという当たり前のことが頭からすっ飛んでいました。
あっと気づいたのは二日目です。慌てて反対側、左側の腰のあたりを触ってみますと、不気味なかさぶたが手にあたりました。
へなへなと足の力が抜けました。こんな当たり前のことに気がつかなかったなんて。褥瘡がこちら側にできるならあちら側にもできるのはあたりまえのことです。
低反発マットレスに寝かせていましたが、それから一日もたたないうちに、反対側にも穴が開いてしまいました。もうほとほと情けなくなってしまいました。
<つづく>
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