犬の床ずれ(3)2010年07月10日 00時00分

床ずれの治療(2010年6月16日)

 反対側に床ずれを、それもとても厄介そうなものをミスから作ってしまったもので、ものすごく凹みましたが、それでもこの現状からなんとかしなければいけません。
 反対側の新たな褥瘡は十分に洗浄し、周囲の毛をバリカンで刈ってできるだけ清潔を保てるようにし、一つめの褥瘡と同じようにフィルムを貼って、毎日清水で洗浄するようにしました。こちら側はダメージが酷くまた骨の突出部で圧力もかかりますから、コビがじたばた動くと血が少しにじんだりして、この先も非常にやっかいそうです。

 寝具は取り替えることにしました。低反発マットレスを十分な厚みのある人間用のものを買い求めてそれに替えました。マットレスが直だと不潔になりやすいので、今までのようにペットシーツを敷き毎日取り替えることにしました。



 これは最初の褥瘡の反対側、左側に出来た褥瘡で、出来てから約一週間の状況です。あまり芳しくありません。こちら側は骨の突出部に出来ていますので、体位交換をすれば必ず圧がかかりますかかります。タオルの円座などで除圧を試みているのですが、あまり効果を感じられません。

 これを撮影したのはこの日、コビは低反発マットレスから「リング」の貞子よろしくずるずると前肢だけでもがいて、その下のカーペットに降りてしまいました。そこからまたもがいたようです。カーペットは摩擦が多いせいか、ちょうど左側の肩のあたりに軽い創傷が出来てしまいました。こちらはナーバスになっていますから「すわ褥瘡!」とまたしてもパニックになりかけましたが、こちらのほうは単なる創傷でした。それでも、少し滲出がありました。



 これができた直後です。毛を刈ってあります。この傷はこの後、傷につかないバンドエイドを貼って様子を見ていましたが、かさぶたが出来た後にほどなくきれいに治りました。

<つづく>