ご近所活断層を訪ねる【1】岡山4丁目~中野新町(7)2013年04月15日 11時26分



 さて、岡部川を渡ってみましょう。橋のかかっている南北の道路から岡部川沿いに東を向くと、少し登り坂になっています。坂の手前にはお地蔵さん。



 岡部川を挟んで、段差はずれてしまっています。この辺り断層の痕跡がよくわからなくなっているようです。まぁ南北に段差が通っているから粗っぽいですけれどこの辺りかな?と思います。


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 少し南へ段差は続いています。段差の裾(段差の下端を「裾」、上端を「肩」と呼びます。測量の俗語かな?)を南向きに撮影。


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 段差はこんな感じで南北に走っています。段差の西側から撮影。


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 断層はこの先、清滝川分水路に向かいます。


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ご近所活断層を訪ねる【1】岡山4丁目~中野新町(6)2012年02月21日 14時10分

 さて、岡山四丁目から二丁目を通って、活断層は岡山一丁目に入って中野本町の方へ南下します。


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 このエントリーに関連する地図の記号の説明を国土地理院のウェブサイトから転載します。

活断層(活撓曲)
活断層のうち、変位が軟らかい地層内で拡散し、地表には段差ではなくたわみとして現れたもの。たわみの範囲及び傾斜方向を示す。
活断層(位置やや不明確)
活断層のうち、活動の痕跡が侵食や人工的な要因等によって改変されているためにその位置が明確には特定できないもの。

 そもそも位置が不明確ですので、まぁこの辺りかなとゆるくご紹介します。


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 岡山三丁目内を東西に走る道です。わずかに西(手前)へ向かってゆるい段差があります。


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 傾斜はこの程度。写真の左手が東、右手が西です。



 これは前の写真の反対側。北を見たところです。わずかに上がっています。このあたりが断層の上なのかと思います。


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 先ほどの写真からほぼ真南へ行ったところを北を向いて撮影。ここは東西に流れる川のそばです。わずかですが段差がつけられています。


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 こちらは道路を挟んで反対側、やはり僅かな段差があります。この建物の向こう側に岡部川があります。



 これは2つ前の写真から少し東へ行ったところを北向に撮影。北に向かって少し上がっています。これは断層とは関係なく岡部川に向かっての傾斜かも知れませんね。


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ご近所活断層を訪ねる【1】岡山4丁目~中野新町(5)2012年02月21日 13時58分

 少し間が開いてしまいましたが、ご近所活断層を訪ねるシリーズの続きです。
 この先の活断層と思われる痕跡は、開発などによって地形がかなり変化しているので、僅かなものです。写真にもそんなにはっきり写りませんので、念のためにカメラを前後左右水平に構えて撮影しました。そのためにこんなレベルを使いました。



 なにやらえらい大げさなものなのですが、このレベルはその分なかなか便利にできています。



 モニタ側から見るだけで、前後左右の水平を一度に確認することができます。それほど厳密でないのかも知れませんが、それでもまぁ、僅かな地形の変化もそこそこ客観的に捉えられるのではないかと思っています。

 そんな訳で、この先、この大げさなレベルを使って撮影した写真を掲載してゆくことに致します。