岡山行者堂春季大祭(4)2010年05月21日 13時42分

 少し間が開いてしまいましたが、岡山行者堂春季大祭大護摩の続きです。

 行者問答が終わると、今度は四方をぶった切るような「宝斧」、四方や中央に矢を放つ「宝弓」。やはり四方を切る「宝剣」の儀式があり、その後、なにやら偉い感じのお坊さんによって「願文」が読まれます。

 まずは「宝斧」。中央や四方をズシンと断つ感じです。これを行う行者さんは声も大きくて迫力がありました。



 いかにもご利益がありそうな迫力で素晴らしい。



 次は「宝弓」。昔はもっと高く飛ばしたもので、それを拾いに、人が殺到したものです。今はさっぱり。飛ばすのも安全を考えてか、ちょろっとだけ。いろいろ現代的理由はあるのでしょうけれど、儀式なのですし遠慮なくやったら良いのになと思います。



 弓を放つのは今回一番若い行者さんで動きもしなやかなのですが、もうちょっと活舌良く、ゆっくりと唱えてくれたら良いのになぁと思いました。惜しい。



 弓の次は「宝剣」です。これもやはり四方と中央を切るようです。



 こちらの行者さんも腹の底から響き渡る声で素晴らしい。この方の払いはさぞかしよく効くことでしょう。



 護摩木に点火前最後の儀式。偉いお坊さんによって願文が読まれます。なんとも呪術的な光景です。



 こうやって、いよいよ護摩木への点火となります。

コメント

_ tightidol5075.jimdo.com ― 2017年08月01日 11時14分

This is very interesting, You're a very skilled blogger.
I have joined your feed and look forward to seeking more
of your wonderful post. Also, I've shared your website in my social networks!

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック