冬の金沢逍遥【12】2011年03月30日 00時00分

 残すほどであったハントンライスはすっかりとこれまで歩いた距離に変換され、空腹をかかえて、T-01Cのタッチパネルを繰り、夕食に適当な場所を模索します。

 ブログで評判の良かったとある一軒の焼鳥屋に目をつけ、そこに行くことにします。人気でなかなか入れないとのことですが、まだ暗くなったばかりで時間は早い、行ってみることにしました。



 しかしキタやミナミと変わりませんな、賑やか。



 人なんかむしろ多いくらいかも。



 「火ート」、おおここだ。ところでこの店は「ヒート」と読むのであろうか?まぁ入ってから訊いてみればいいか。

引き戸を開けると「あ、あ、どうもぉ!」と、知人にあったような顔で主人が言います。
 無論、人違いだったのですが、ちょっと知っている料理人に僕はそっくりなのだそです。僕はわりと凡庸な顔なのであまりひとに顔を覚えられることはなく、ゆえに人違いされることもあまりありません。
 それよりもあんたは内藤大助にそっくりやがなと言いつつ焼き鳥を頂きましたが、これがブログでの評判通りにたいへん美味しいものでした。まぁお値段もそれなりでしたので、当然といえば当然かも知れませんが、それでも旅行に出てちゃんとしたものにありつけた喜びというのは何ものにも代えがたいものです。

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<つづく>