交野の星を巡る自転車行2010年06月09日 16時16分

 先月末、このブログからリンクさせて頂いている、加藤思何理…通称岩清水ゲイリー氏と枚方から交野の星田へ向けて、自転車で軽く走りましょうか?と言うことで、出かけました。
 今回は交野市にある降星伝説で星が落ちたといわれている三箇所と、枚方市内の星関係二箇所を回ろうと言う目論見です。

今回の全体図

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 枚方駅前のビオルネで待ち合わせです。サーリー・クロスチェックのゲイリーさんはすぐにその人と分かりました。まずはそば切り「天笑」で腹ごしらえし、走り始めました。まず目指したのは星は星でも地上の星、それも家です。左様、香里団地の今は数少なくなった「スターハウス」です。



 出来た当時はあー未来的な生活だなーと思い、その後普通の団地だと気にもしなくなり、そして絶滅危惧種になった今、残して欲しいなぁと願う、勝手なものかも知れませんが、勝手でも何でもなく、それはそういうものなんだと思います。
 あんまりじろじろ見て写真を撮るのも、現在お住まいの方がいらっしゃいますのではばかられます、静かにそこを辞して、次の目的地「牽牛石」へ向かいました。
 牽牛石は香里団地内のピーコックストアの向かいの小高い丘の上にあります。写真を撮り忘れたので、GoogleMapの空中写真で…



 解説の看板によると、天の川を挟んで対岸の機物神社と対をなしているそうです。対岸と言ってもえらく遠いですね(上地図参照)。

 さて、ここから本格的に降星伝説の地を訪ねます。まずはそのうちの一つ、星田の在所にある「降星山光林寺」へ。



 面白いと思うのですが、星が落ちたのを見たのは弘法大師、仏教者です。ところが、それを祀ってあるのはいずれも神社。光林寺にしても境内に鳥居が立っていてその向こうに岩が鎮座しています。



 ここでアクシデント。自転車をロックしていたワイヤーを巻き込んでしまい、リムが歪んで走行不能。換えの自転車を取りに一旦帰宅しました。ゲイリーさんをお待たせしてしまいました。

 自転車を取替え、再出発です。お次は「星の森」へ。





 星の森は岩が祀ってあるだけで「星の森の宮」と称してはいるものの神社でも無いようで、ちょっと寂しい感じがします。

 さて、次はメインイベントとでも言うべき、星田妙見宮へ行きました。



 まずは山門(?)を抜け、



 すごい急勾配を登るモノレールのある社務所前を行くと、妙見宮にたどり着きます。



 こちらの岩が最も大きく立派です。
 興味深いのはこの拝殿の天井にかけられた羅針盤で、これがなかなかすごいものです。独特の神秘的な雰囲気を醸し出しています。



 すごく立派なもので盗まれないかと心配です。ちゃんと警備をしているのでしょうか?

 まぁそんな余計なお世話はさておき、こうやって三つの星を巡ってみますと、交野はなかなか面白いですね。

 さて、その後は私市駅前の喫茶「がんび」にてアイスコーヒーとハニートーストで補給し、ながながと…やけに早い閉店時刻まで…話し込みました。



 帰路は私市の在所を通り(このあたり意外に地形の変化が激しいことがわかった)河内森駅前へ、ここでゲイリーさんと別れて帰路につきました。
 陰鬱だった5月、これで一気に気分が良くなりました。