冬の金沢逍遥【3】2011年03月04日 00時00分

 金沢といえば古都ですし、加賀百万石でさぞかし旨いものがあろうかと思われるのですが、そんなものは高くて手が出ませんし、有名な大友楼にしてもうちの母に言わせれば「ひとっつもおいしない」とボロカスでした。
 こういう時の強い味方は当然B級グルメという奴で、それでいけば金沢には「ハントンライス」と「カレー」があります。そこで、あちこち検索して、適当な店を決めました。宿にほど近い「グリル・オーツカ」のハントンがそれなりB級的に旨いらしいです。

 グリル・オーツカは片町というところにあるらしく、とにかく腹ペコで歩きたくないから、おりしもやってきた100円のバスに乗って行きます。



 おお、ここだ。適当にヤレた感じで、老舗っぽい。どんどん人が入って行きます。

 席についてやってきた実にオールドなウェイトレス嬢、
「なにしましょう?」
さんざん下調べをしていたので、まるでいつでも食べているかのようにメニューを見ずに…
「ハントンね」
「は~い、ハントン一つ!」



 う~んなるほど、ほほう、こりゃいけるなぁというお味でした。
 オムライス+トンカツ+エビフライ+ケチャップ&タルタルソースという感じで、最初から大盛りだし、もう満腹になりました。昼ごはんに良いですが、ボリュームがあるので食べきれない人もいるかも知れませんね。斯く言う僕も食べきれませんでした。無理すると眠くなるし。



 午後から歩くつもりなので、カロリーの補給と思っていましたが、はたして残すほど補給には十分過ぎる量でした。でも昼食は成功でした。幸先がいいですね。


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