私の好きな/国土交通省淀川巡視船「かわかぜ」2009年11月18日 22時06分


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 この船を初めて見たのは一昨年の秋でした。
 淀川べりを自転車で走っていると、見慣れない小型船がゆるゆると上って行くのが見えました。あわててカメラを取り出して撮影しましたが、あとで見てもこれが何の船がなかなかわかりませんでした。

 その後、友人がやはり淀川べり、枚方のあたりを写した写真に、たまたまこの船が写っていて、拡大して船名を見ると、なんとか「かわかぜ」と読めます。

 そこで、ネットで検索してみると、なんとYouTubeでヒット。赤川仮橋の下をゆく「かわかぜ」の姿でした。この映像では大きなエンジンの音を轟々と響かせて高速で過ぎて行きます。私が見た「かわかぜ」とは全く印象の違う姿でした。





 さすがに巡視船ですね、船足が速くなくてはいざというときに活躍できません。

 ネットを検索しても「かわかぜ」のことはさっぱり出てきません。でも、いくつかの出動の記録などもあり、活躍はしているようです。

 言うまでもなく船は個々に名前を持っているので、妙に人っぽく愛着がわきます。ですから「かわかぜ」と言えば、淀川にいるこの船の事なんだと、すぐに思い浮かびます。船というのはそれがいいなぁと思います。強い「個」を感じるのですね。

 「かわかぜ」ももっとその存在をアピールし多くの市民に愛される船になって欲しいものです。淀川河川敷では多くの市民が集います。だれもが一目見て「かわかぜ」だとわかってもらえるよう、子供に手を振ってもらえるようになって欲しいものだと思います。
 無論、悪い奴らには恐れられるようにもね。