塩尻ワイナリーフェスタ2012【4】 ― 2012年10月27日 23時59分

終了時刻も迫っているせいか、シャトルバスは大混雑。しかも、一方通行の大回りですから時間がかかります。去年は北回りで塩尻駅~志学館高校~歯科大~JA塩尻そして信濃ワインだったのですが、今年は南回りで、この逆、ただし志学館高校はパスでしたが。駅まで結構時間がかかりました。
塩尻駅前に降り立つと、もうどこのテントもしまいかけているのですが、なんということか!「蛍の光」というか、蛍の光をワルツにした、あの「別れのワルツ」がかかっている。なんてぇこった。学校やパチンコ屋じゃあるまし、せっかくのワイナリーフェスタの品位を大幅に下げるものです。時にこういうところで田舎を露呈してしまうのが残念。せっかくのステージがあり、ジャズバンドが来てくれているのです、最後にそれらしいジャズで〆てくれたらどんなに気分が良かっただろうかと思いました。
来年は、そうしろとは言わないまでも、別れのワルツ(蛍の光)はやめていただきたいものです絶対に。そして、日が暮れたらおしまいなんて野暮なことはせず、夕暮れを楽しみに夜も少し楽しめるように、駅前のメイン会場はもっと長く開いていて欲しい。大人のイベントなのです、日帰り客はあたふたと帰るでしょうが、地元の人や泊まり客は時間に余裕があると思います。日が暮れたらおしまいなどという感覚でいては洗練されたイベントとは言えないと思うのですが、どうなんでしょう。

この写真は午後4時の映像です。まだまだこの人出ですから、これらの人たちをせめて後ニ~三時間くらいは引き止めておいても良いのではないでしょうか?おりしもハロウィンのイベントを商店街でやっている様子でしたので、ハロウィンのコスプレイヤー(成人の)なんかも招いて楽しくやれば、時間は持つと思いますけどねぇ。ステージもシャンソン歌手でも来てもらうとかね。
まぁ、細かいところで不満もあるものの、長野県としては十分にホスピタリティのあるイベントだと思います。本当に地元やスタッフなど関わった皆さんの努力を十二分に感じることできる素晴らしいイベントだと思いますねぇ。来年ももちろん行くつもりです。
さて、最後のウンチクを。
!!【できれば二日間とも参加】
のんびりワインを飲んで楽しもうと思うと、一日では時間が足りないように思えました。またワイナリー間の移動、シャトルバスに頼るとバスの待ち時間+積み残しによる待ち時間を加えて結構な時間がかかります。また徒歩で移動するにしてもそれなりに時間がかかります。そのあたりから考えても、いっそ二日間とも参加してゆっくりと楽しむほうが良いのではないか?そう思いました。
さて、フェスタのチケットを買えなくてもそれなりに楽しむ方法はあります。チケットあるなしの大きな違いは、グラスの入手と無料試飲とバスの利用がそれぞれ出来ないことくらいです。たとえば、塩尻駅から歩いていけばメルシャンも井筒も五一も信濃もあります。それぞれ有料の試飲でしかもグラス付きのものがあります。食べ物の購入も自由だし、まぁフェスタの事をを知っててやるのは道徳的に若干の問題は孕むかもしれないものの、基本的にワイナリー巡りは自由です。当日そうしようと思って来られたお客様もあるのですからね。自前のグラスで各ワイナリーで一本買って食べ物も屋台で買って楽しめば、ワイナリーにとってそうそう悪い客でもないでしょう。あとは、チケットを持ってやってきている客とどう折り合いをつけるかです。混雑して迷惑なのは、実はお互い様なのですからね。
もっともっと練りあげて行けば、世界中からお客様がやって来るイベントになると思います、塩尻のワインは美味しいのですからね。
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