私の好きな/大晦日の寝屋神社2010年03月17日 09時12分


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 まもなく開業する第二京阪道路寝屋川北ICのすぐ近くに寝屋神社があります。なんということの無い普通の在所の氏神様といった風情なのですが、大晦日の日没から新年にかけて、暗い石段に提灯がともされ、これがまたなんとも幽玄な雰囲気を醸し出し、素晴らしい景色となります。

 昼なお暗い石段でしたので、以前には当日の早くから提灯に灯が入っていたのですが、最近は電気の節約なのでしょうか、日没後でないと灯が灯りません。

 この写真はずっと以前に、まだ日没前から灯が灯っていた頃に撮影したもので、天空光が残っていて、石段のディテールなどもある程度分かるくらいに撮れました。
 毎年通って、なんとか素晴らしい写真をと思っていたのですが、ここ数年間、そんな訳で条件の良い時がありません。結局これが一番ましな写真で、もうそんな絶好のチャンスは来ないのかなぁと思います。

 撮影中、懐中電灯を持った人が石段を上がって行き、その光の軌跡が写り込んでいます。

コメント

_ ゲイリー ― 2010年03月17日 13時57分

この御写真はとても印象的で、記憶に残っていましたが、寝屋神社だったんですね。
そういえば右側に社(?)もありますね。
素晴らしい作品だと思います。

やっぱり寝屋神社はこの石段が良いですね。僕は去年の夏に訪れましたが、昼でも仄暗く鬱蒼とした雰囲気が実に魅力的でした。
気がつくと、半ズボンの脚に蚊が十数匹留まっていて、驚きましたが。

しかし、このたびの第二京阪道路の建設で、境内の横がスカスカになってしまいましたね。いずれ今の鎮守の森も漸進的に侵蝕されてゆくんでしょうかねぇ。

_ たのけのあむら ― 2010年03月19日 22時02分

>ゲイリーさん

 お褒めに預かり恐縮です。それでもなおまだもっとなんとかなるんじゃないかと思ってしまいます。今年の年末はお正月準備を早々に済ませて、夜まで粘ろうと思います。
 ゲイリーさんも寝屋神社へ行かれていたのですね。あの暗い石段を上がると、本殿は意外にあっさりと明るくて、昼間はやや拍子抜けますね。
 境内の横はほんとうに何もなくなってしまいましたね。道路の補償で森の再生を要求したら良かったのにと思ってしまいます。あんがい鎮守の森なんてものに、地元の人々は関心がないのでしょうか?うちの近くの神社にしてもあんまり森の保全には関心がないように思えます。
 私はヨソモノなので、まったくの埒外に置かれていますので、よくわからないのですが。

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