塩尻ワイナリーフェスタ2012【1】2012年10月27日 23時59分

 去年、両親を連れて行ってきた塩尻ワイナリーフェスタですが、別荘への送り迎えのこともあってワインをあまり飲めませんでしたので、今年は内緒で行ってきました。
 去年と今年の経験を踏まえ、来年をより楽しむための自分なりのウンチクを交えて、ご紹介しましょう。もちろん年ごとに内容は変わりますので、今年有ったものが来年あるとは限りません。ウンチクと言うよりも後悔と言ったほうがいいかも?

!!【宿は早く押さえる】
 まずはもう、これです。塩尻はおろか、松本長野木曽諏訪方面、どこもかしこも1ヶ月前なのにいっぱいでした。やはり旅行シーズンなんで、こればかりはどうしようもありませんでした。なめてかかっていましたね。お酒を飲むので自動車の運転はできませんから、木曽の別荘で泊まることも出来ず、困りました。結局、名古屋まで戻って一泊しました。

 さて、大阪から新幹線としなの号を乗り継いてやってきました塩尻。特急を降りると、おお!



 EF64じゃ!



 しかも重連!!ガキのごとくきゃっきゃと騒ぎながらしばし電気機関車の撮影タイム。

 あたふたと駅前のメイン会場へ向かいます。まずはウェルカムワインで一杯。



 こんな光線状態ですがまだお昼の12時ごろです。



 おつまみというにはヘビーな山賊焼。「焼」とはいうものの実質唐揚げです。これだけで500円で早くも腹一杯に…。

!!【駅前メイン会場は全部のテントを見て回る】
 城戸ワインを手に入れようと思えば、開場前から観光協会のワイン販売テントの前に並ばなければならいようです。私が到着した11時にはすでに城戸ワインは売り切れていました。数の少ないことも手伝って幻となりつつありますね。
 またこれは大変後悔しているのですが、試飲用のグラスを首からぶら下げられる革ホルダーなんかも販売されていたのでした。気がはやっていろいろ見て回らなかったことをつくづく後悔しています。

<つづく>



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塩尻ワイナリーフェスタ2012【2】2012年10月27日 23時59分

 さて、シャトルバスの列に並んで延々と待ちます。と言っても10数分程度でしたが、なんだか時間がもったいないように思えました。

!!【塩尻駅から歩くことも考慮する】
 塩尻駅から一番近いメルシャンのセラーまで1.5km程度です。お天気さえ良ければシャトルバスを持つよりも歩いたほうが快適なようです。途中に休憩所も設置されていてのんびりと行けます。
 メルシャンから井筒ワイン、五一ワインまでは目と鼻の先です。五一ワインから信濃ワインまでは車道ではあるものの、下り坂で楽に歩けます。塩尻駅から信濃ワインまでは歩いたほうが賢明かと思いました。

 メルシャンの地下セラーですが、素晴らしい雰囲気です。



 巨大な樽が静置されています。どこのセラーもそうですが、何か厳かな雰囲気があります。

!!【セラーは絶対見学した方がいい】
 ワインセラーの静かで厳かな雰囲気。これを見てからワインを飲めばもうそりゃぁ美味しいに決まっています。見学されることを強くおすすめします。ワインってのはウンチクを聞いてから飲むとより美味しくなるんだそうですよ。



 時間と空間を見失いそう。



 日本の醸造所です。ちゃんと神棚が祭られています。



 セラーの庭はもう冬直前の雰囲気。

 ここから井筒ワインと五一ワインはすぐそこに見えています。歩いて行ってみましょう。

<つづく>



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塩尻ワイナリーフェスタ2012【3】2012年10月27日 23時59分

 井筒ワインまで行ってみましたが、これがまたえらい混雑。これでは五一ワインもかなりのものだと思い、先に五一ワインへ行きました。目的は葡萄棚の下でのピクニック。



 天気もいいことだし、五一ワイン林農園の葡萄棚の下でしばしのんびりすることにします。スパークリング白グラス付きで300円なり。コーヒーより安いです。当然一杯で済むはずもなく…。

!!【当日晴れたら林農園でピクニックを】
 収穫の終わった葡萄棚の下が解放されていてとてもいいピクニックの場所になっています。食べ物も井筒ワインの会場とも合わせると、いくらでも気の利いたものがあります。食事はピクニックのために持参しても良いでしょうし、こうしていると本当に生きててよかったなーという気になります。ただし敷物は忘れずに。地面は露で湿っています。

 五一ワインではどうもアップルパイがえらい人気のようで長蛇の列が出ていました。「焼きあがりましたが、最後尾のお客様まであるかどうかわりません、申し訳ありません」と係の方が連呼していました。それくらいの人気と言うことでしょう。無料有料の試飲のコーナーは列はあるもののスムースです。有料試飲もかなり人気がありますね。

 また、トラクターでの農園一周もあって、これがまた楽しい。今年は貴腐葡萄ができたそうです。甘い貴腐ワインが出来るってことですかね。

 五一ワインでかなりまったりしてしまいましたが、まぁこうやってのんびりしに来たのです、時間は贅沢に使ったほうが良いでしょう。さて、お次は混雑していた井筒ワインへ向かいましょう。



 井筒ワインも地下セラーの公開をしています。早速潜り込んでみますと、なんと!地下セラーの樽から直接ワインをグラスに注いで販売中。これは飲まねばならないでしょう。「桔梗ヶ原メルロー二年樽熟成」とのこと。樽香が芳しく素晴らしい味です。これで500円は安いよなぁとまたカプカプ飲んでしまいす。ここまでであまり強くない私はかなり酔っております。でもこのワインはおすすめ。

 さて、少し酔い覚ましをせにゃなりません。醒めるかどうかわかりませんが、ここから信濃ワインまでは風にあたりながら歩いてゆくことにしましょう。酔っ払ってるせいか、手には井筒ワインで買ったプロシュート抱えたまんまです。



 ここの有料試飲、去年は500円でしたが、今年は800円と値上がり。まぁ去年が安すぎたのでしょうねぇ。1杯50mlとして、信濃樽熟カベルネ・ソーヴィニヨンは720ml入り8,407円で14杯取れるとして50mlあたり600.5円ですから、ちゃっかり儲かっちゃってる?まぁ店で飲むよりはましでしょうが、有料「試飲」と言うには広告宣伝費分割り引いていただきたいですな、わっはっはっはっはっは。去年は一万円超えるワインが500円で試飲できたのですから、ありがたいと思い売店でそのワイン二本買って帰りましたから。まぁケチなことは言いっこなしにしましょう、こちらも楽しませんてもらってんだからWine-Wineの関係…おっと、くだらんおやじギャグになってしまいました。
 不満はあれ、試飲できるのはいいことです。このワインも帰ってから買うか、また11月に木曽へ行ったついでにワイナリーで買って帰りましょう。

 そうこうするうちに、いい時刻になってきました。あまり居座り続けると、しなの号の発車時刻までに塩尻駅に戻れないかも知れません。シャトルバスの行列に並ぶことにしましょうかね。

<つづく>


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