占い販売機2012年07月02日 10時04分

 先に「古びた食品サンプル」の際、実際に入ったのはその階下のうどん店なんですが、そこでちょっと懐かしいものに出会いました。



 昔と言っても昭和40年代のレストランや喫茶店にちょくちょく置いてありましたね。当時のものは金属製でしたが、さすがに今はプラスティック製。昔のものは、各星座の下にコインスロットが開いていたり、これと同じようにレバーで選択するようになっていましたが、これってきっと無意味ですよね。ただただ順番に占いが出てくるだけでしょう。

 けっ、んなものまだあったのかよ!と思いながらもやってしまいました。



 おお、結構あたってるじゃないか?このあと、大和郡山でレトロ陶器はともあれ、巨大アルマイトやかんを偶然見つけて思わぬ出費。日常生活はなんとなくどころか全然面白くないし…って。これはだれにでも必ずあって当てはまることが書いてあるだけですが、自分で「当てて」しまうんですよね、いろいろ意味をこじつけて。

 予言や占いは一切信じませんし、人心を惑わすはた迷惑なものだと思っていますが、まぁ実害がない限りには別に構わないのでしょう。この占い売り、昔の辻占売りの末裔とでも言うべきものなのでしょうかね。

 この製品「SecretBall」で検索するといろいろ情報が出てきますよ。

昭和レトロ湯呑2012年06月29日 22時45分

 「魔が差す」って言葉が適正なのかわかりませんが、いつもはきちんとできるはずの判断をいとも簡単に誤ってしまうって事がときどきあります。

 先日終了した民博の「今和次郎・採集講義」展を見て、ミュージアムショップを覗いていたら、実に懐かしい感じの湯呑が売られていました。1客450円。2つ買ったって千円でお釣りが来ます。しかもたいして嵩張らない。

 なのに、買わずに会場を出てしまいました。その時思ったのが「あんな湯のみってあっちこっちにゴロゴロしていたし、まぁいつでも手に入るよな、ネットもあるし」と思ってしまったのですね。

 ところが瀬戸物店を覗いてもネットで検索しても無い。出て来ません。ゴロゴロなんてしていないんです。ゴロゴロしていたのは、それは自分が子供の頃の話、俺、今いくつだ?と自問しなければいけなかったのに、その時は年齢のことも忘れていたんです。万博公園だからって小学5年に戻った訳じゃないのに。

 かくして思い切り後悔の念に苛まれ、欲求不満が募った結果。あれから二週間あまりの間に、昭和レトロな陶器だの金物などを買いあさり、今にも崩れそうな心の平衡をやっととっているという状態です、なんて馬鹿なんでしょうか。

 その馬鹿が買い込んだ瀬戸物と金物の一部。我が家にあったものではありませんので、旧居再現という範囲からは外れますが、まぁそれでもやはり懐かしい感じです。番茶でも沸かして心を鎮めないといけませんな。

2012年6月6日金星日面通過2012年06月06日 00時00分



 今日は金星の日面通過でした。中学生の頃に天文少年だった私ですが、まず数学の計算から入る中学生の理科や高校の化学・物理で、すっかりと興味をなくしてしまいました。

 唯一の救いは、まず現象から入り、それを理解する手立てとして数学的計算を教えてくれた地学の長谷川先生と、「お前の数字嫌いはよく理解できる」と言って卒業アルバム担当の仕事を一切合切引き受けるなら最低点は保証すると、好きな写真の編集をさせてくれ授業ではコンピュータの作動原理を教えてくれた、数学の坂本先生でした。今でも感謝しています。

 まぁそんな身の上話はさておき、もう天文機材など何も持たない我が身ですが、手持ちのcoolpix6100とAmazonの太陽観測グラスでもって、日面通過を押さえておきました。
 コンデジではまぁこんなものです。記録と言うよりも記憶の補助という程度ですね。

(この記事は2012年6月20日に作成しました)