頭塔への小旅行(1)2010年03月24日 22時03分

 奈良に「頭塔」という仏教遺跡があります。8世紀につくられたものだと言われており、まるでジャワ島にあるボロブドゥールのミニチュアとでも言うべきものです。それもそのはず、どちらも仏教の土塔であるとのことです。
 お彼岸の三連休、お釈迦さんが呼んでくださったのか、ふと思い立って奈良は高畑にある「頭塔」を訪ねて行ってきました。




 当日はすごい強風。乗り換えの久宝寺駅では駅名表示板が酷く揺れて怖いほどでした。




 JR奈良駅は工事中。今年奈良はイベントの年なんですが、竣工は間に合うのでしょうか?桜井線が「万葉まほろば線」などという愛称に変わっていました。今ひとつどこを走るのかピンと来ませんね。「山の辺線」だと少しはわかるけれど、響きは野暮ったいでしょうか。実際には山の辺の道を走るのですが…。



 頭塔までは2km以上あるので、時間節約のため行きはバスに乗ることにしました。たまたまレトロバス「バンビーナ」がやってきました。
 乗ったは良いのですが、降りるバス停をはなっから間違えて覚えていて、携帯のナビをたよりに少し歩く事になってしまいました。




 おそらく生きてはいないであろうリボンシトロンの自販機。これが置かれている「仲村表具店」を訪ねて、こちらで見学料を支払い入口の鍵を開けてもらい、中に入るようになっています。



 こちらが頭塔の入口です。さっそく入ってみましょう。

<つづく>