型板ガラス(10)/中崎町で探索する(3)2010年03月13日 23時28分

 さらに中崎町の型板ガラスを続けましょう…


 セントラル硝子の「もみじ」


 これはもうそのものでベタですが、それでも赤い夕日なんかがあたると雰囲気があるでしょうね。


 日本板硝子の「つた」
 日本板硝子の「わかば」


 なかなかポップな感じで軽快な印象を与えます。子供部屋なんかに良さそうな感じがします。


 日本板硝子の「こと」


 「古都」なんでしょうか、それとも「琴」なんでしょうか?きっと「古都」だろうとは思うのですが、よしんば「琴」だとしても、なにか音が煌めき、弾け、広がる感じがするようにも思えます。


 日本板硝子の「きらら」


 これはそう見えますね、ガラスに雲母と言う名前もなにかちょっと微妙なものを感じますが「きらら」と言えばそれはそれで行ける感じがします。


 中崎町の型板ガラス、あと一回続きます。


【訂正】2010年4月8日
このエントリをお読みいただいた方から2番目の銘柄「つた」は誤りで「わかば」が正しいとご指摘を頂きました。今一度確認いたしましたら確かにそうでした。お詫びして訂正いたします。ご指摘、本当にありがとうございました。感謝いたします。

コメント

_ 和 ― 2010年04月08日 22時40分

こんにちは、大変懐かしい柄のガラス達にしばし見入ってしまいました。
私が、ガラス屋へ入った頃は、まだこの様な柄物が多く出回っていましたが、その頃から各メーカー共に廃番が相次ぎ、割り替え修理に出向いても同じ柄が無く、似たような柄を代わりに入れ替えていたものです。
さて、お節介な話ですが、このページで日本板硝子「つた」と表示しています柄は、同じ日本板硝子の「わかば」と申します。

_ たのけのあむら ― 2010年04月08日 23時11分

>和さん

 専門家の方でしたか!お読みいただいて嬉しいです。お節介などととんでもないです、ご指摘ありがとうございました。調べ直してみましたら「わかば」でした。おかげさまで誤ったままの情報を流し続けることを避けられました。

 あつかましいお願いですが、他の型板ガラスに関するエントリーもご覧いただき、間違い等お気づきの点をどうかご指摘ください。しっかり見ているつもりではあるのですが。

 それにしてもこんな楽しいガラスが無くなっちゃったなんて、残念な話しです。どこかに残ってはいないかと探しています。懐かしい昔の家の戸を、ガラスの断片で良いから再現してみたいと思っているんですよ。
 今後もまた古いガラスを発見いたしましたら掲載しますのでぜひご覧下さい。

 和さん、なにかガラスの面白いお話でもありましたら、コメント欄で宜しければぜひお聞かせください。

_ 猫一家 ― 2016年02月04日 13時30分

こんにちは。昔、硝子屋に勤めていたので大変懐かしいです。最近まで実家のベランダ内窓に「つた」を使っていましたが、時代の波にのまれ断熱窓に替えてしまい「つた」は廃棄に・・・。型硝子がこんなに廃版になっているとは知らず、今思うともったいなかったなぁと思います。

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