型板ガラス(8)/中崎町で探索する(1)2010年03月09日 15時44分

 今回から探索先を空堀と同じく古い民家が残る中崎町へ移してみましょう。中崎町にも多くの型板ガラスが残っていました。


日本板硝子の「スイートピー」


 まるで刺繍のような模様で可愛らしい。


セントラル硝子の「らんまん」

 なにをもってらんまんなのかよくわからないのですが、草が萌えいづる春爛漫と言うような感じなのでしょうか。


旭硝子の「たごと」


 たごとというのは「田毎に映る…」とよく表現されるあの「田毎」なのでしょうか?確かに遠くから眺めた田んぼの連なりのようにも見えますね。


旭硝子の「かすり」

これはもう、生地の「かすり」に間違いないでしょう。やはりこのころの型板ガラスのデザインに特徴的な、洋風にも和風にも似合うデザインが施されていますね。


 まだまだ続きます。中崎町、型板ガラスが一杯です。