生駒聖天宝山寺初詣(2)/宝山寺参道編(1)2010年01月05日 09時10分

 ケーブルカーは「宝山寺」駅に到着します。

 実は宝山寺参詣には裏道があって、宝山寺駅でケーブル山上線に乗り継いで一駅、「梅屋敷」駅で降ります。ここは宝山寺のすぐ裏手にあたり下り坂ばかりですし、宝山寺南門にすぐに着け境内の混雑をくぐることなく本道へ行けます。
 しかし最近は初詣での人が増え、境内は山門手前から一方通行で人が並んでいます。そこを裏から来て横入りするというのも気が引けますね。実は去年それをやってとっても気が引けたので、今年は正面突破をすることにしました。



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 中央の石畳の道が参道です。
 午後だとは云え、参道はさして賑やかでもありません。しかし初詣客が少ないのかと言えばそうでもありません。つまりケーブルカーで上がってくる客が少なく、多くの人は自動車でやってくると言う事のようです。
 このずっと上の門前に駐車場があり、そこからなら殆ど歩くことなく参詣できます。ケーブルカーだと駅からの距離も400mほどあって上り坂、利便性では不利ですね。



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 ケーブル宝山寺駅からの参道で唯一開いていると言っても良いくらいの商店は、昔からある神具店です。昔は神具だけではなく、どちらかというとお土産品の方が多かったくらいです。瓢箪やらペナントなんてものも売っていましたね。他にもぎんなんやかやの実を炒って売っている店もありましたし、店頭でもうもうと湯気を上げてゆで卵や関東煮を売っていたりしたものです。もっともそれももう40年も前の話しですから、変わってしまって当然なのでしょう。




 それまでも石畳でしたが、いよいよ石段になり、宝山寺が近づきます。




 石段の上辺りから露店が増えてきます。と言うのも、この右手が駐車場へ通じる道なのですね。やはり露店も、通行人の多い道路へ店を出さなくちゃ商売になりません。
 それにしても、この露店のテントって、表記してある文字をどうして店先側から奥へ向けて読ませるのでしょうか?なにか縁起担ぎでもあるのかな?見かけただけでもこの「ラテスカービベ」それから「トテポドイラフ」「トルフクンラフ」などなど横文字は軒並みでした。



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 このおみくじというか、うらない…ですね、その無人販売、まだあるんですねぇ。自分の誕生日のものを取って100円投入するものです。おみくじ(占いだけど)を買うのに万引きする者は居ないだろうと言うことで無人販売なんでしょうか?でも、度胸試しの運試しで不心得なことをする者が居るかも知れないなぁと思うのですが。
 ものごころついたときにはすでにこのスタイルで販売されていました。ですから相当な前からこの全く変わらないスタイルで売られているようです。この独特の怪しげな雰囲気が私は大好きです。ずっと昔は宝山寺南門を出て、参道へ合流する急な坂道のヘアピンカーブの所にありましたが、いつの間にかこちらへ移動していました。

<つづく>

コメント

_ Where are the femur tibia and fibula? ― 2017年09月04日 00時28分

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