古書市の楽しみ2009年10月16日 20時27分

見つかってとても嬉しい
 書店へ行く事が無くなりました。

 目的の本があるときにはAmazonがあります。街の本屋さんは雑誌ばかりになってしまいました。大阪市内の大規模書店は人が多くて疲れてしまいます。古書店にしても同じ事情でネットには日本の古本屋などのネット古書店があって、検索も容易です。

 しかし、店頭で本との偶然の邂逅を楽しむ事を忘れたわけではありません。ですから時々古書市にでかけます。

 主には電車一本で行ける大阪天満宮の「天神さんの古本市」なんですが、時には四天王寺さん境内の古本市にも出かけます。

 今回は、以前のエントリでも触れました、ハイキングガイドや京阪電車のパンフレットを探しに行きました。じつはこの二つ、ネット古書店ですでに見つけてあったのですが、お値段が結構張りました。そんなこともあって、先週の日曜日、10月11日に天神さんの古本市と四天王寺の古書市に出かけてきました。

 古書市の楽しさは、思いがけない本に出会える事、それから、結構な人出で賑わっていても、不思議な静謐さが味わえる事です。なかなか得難い雰囲気がそこにあるのですね。
 古本屋さんは、セドリがいたりして結構がつがつしていますよと云うのですが、私はそこまでは感じません。

 天神さんの古本市へ行く時は、商店街のだるまやで安いうどんを食べでからおもむき、帰りには土曜日なら中村屋でコロッケを買って帰るのが、もう一つの楽しみです。

*写真は今回うまく見つけられた「関西ハイキングガイド」です。これで兎ガ原がかつて在った事がはっきりとわかりました。